ポイント図解:塩谷 敦
今回実際に使用したウキ、オモリ、フック
無事に川を渡り終えた。ポイントはすぐそこ。
川を渡りポイントを目指す塩谷選手

ここでの釣り方は、以前松田キング師が本HPで紹介したとおり「ドリフト釣法」といい、渓流でいうところのミャク釣りのダイナミック版である。特大ウキに10g強のオモリをつけ、大きいサーモン用バーブレス針に赤い毛糸玉を結んで、ポイントに投げ込み川の流れに沿ってナチュラルに流す。

川に遡上したサケは基本的に物を食べないがしかし、赤ピンクの毛玉には何故か食いつく。その理由は諸説あるものの「種族保存のため川を流れるイクラをそっと咥え、安全な所に移動させるため」というのが最もらしい所であり、前述のソフトなアタリもそのせいだと思われる。

早朝車の中から撮影  準備中の松田  準備OKの塩谷選手

バンクーバーーから松田キングサーモン釣師の愛車フォードエスケープに゚乗って、フリーウェイをひた走り夜明け前に現場に到着した。駐車場で荷物を降ろしウエーダーを履き、そこからエッチラオッチラとポイントまで歩く。北米大陸には強烈な寒気団が入り込みバンクーバの最低気温は氷点下にまで冷え込んだこの日、凍てつく河原ではかじかむ手でタックル準備を済ませ、薄暗闇のなかキングとの格闘の時を待った。

この釣りの釣果を左右するのは、「ポイント選び」と「正しいタックル」、それに「正確なキャスティングコントロール」の3つであるが、私はさらにこれに「気合とconcentration」をtoppingして万全を期した。初めての川でのポイントとタックル選定は、松田キング釣師のアドバイスがあるので完璧だが、問題は大型ベイトリールでの緻密なキャスティングとコントロールである。

Gone Fishing】

日本から持参したAbuC5601C(Left)を松田キング釣師から拝借したAbu10.6ftロッドにセットし、20lb.ラインに仕掛けをつけ豪快に川に投げ込む。最初の数投はポイント手前に落ちたり向こう側に飛んだり、また棚が合わず川底に根ガカッたりと、時間ロスばかりで苦戦したが、除々にコツが分かってきた。







この日&カナダの初ヒットはチャムサーモン(白サケ)約80cmだった。ポイントやや上流でヒットした魚は、豪快なファイトを見せたものの2-3分足らずでランディングに成功。チャムのランディングは比較的楽だった。婚姻色鮮やかなチャムは写真撮影後リリースし、次なる大物を目指しすかさず手返し良くキャストを再開した。

next page
【Chum(Dog) Salmon 80cm in the beginning】
こちらはChum75cm。