LAKE TROLLERS FISHING REPORT


2011年5月28日「芦ノ湖 

Reported  by  Shioya 大物釣師

天  気 : 雨
気  温 : 15〜18℃、水温15℃
釣  果   虹鱒 約15尾

 2月の特別解禁以降、大震災を経て約3か月ぶりの芦ノ湖釣行だ。
箱根界隈では震災前後に源泉温度や湧出水位が上昇するなど、地震との関係は未解析ながら大自然の力と地球の営みを感じさせられた。
 表層水温15℃、春期ターンオーバーにより釣果がひと段落している芦ノ湖は、平年より12日、昨年より17日早く、5月27日に梅雨入りした。
 台風2号と梅雨前線のため、釣行前夜から降り出した雨を味方に、サクラマスとブラウントラウトの大物狙い!で、「大はしあたけの夕立
(歌川広重)」のような雨の湖上に漕ぎだした。
         梅雨の箱根湾・海賊船                          梅雨の鈴木ボート
 小型スプーンとミノーを装着したMHロッドを、箱根湾を出た「三石〜トリカブト」で流すと、速効でニジマスが60ydでヒット。その後もニジマス×4連発したが、本命のサクラマスがこないので「立岩〜小杉の鼻」に移動した。
「九頭龍」沖でUターンするとニジマスがヒット!し、同ポイントで再び小ニジマスの連続ヒットになった。
     ニジマスとバッセル新FB1.7g         ニジマスと真木SL60FBL公魚剥製
 小ニジマスの猛攻を避け、「和田の角」から「元箱根湾」方面に移動しながら、早引きでのサクラマス狙いや、ボトム付近でのブラウントラウト狙いを繰り返した。
しかし結果は、小ニジマスのオンパレードに終始した。
 時に大雨を伴いながらも、風が比較的穏やかで、上からシトシトと静かに雨が降りしきる絶好の釣日和で、大物期待大のこの日のコンディションとしては、ビッグワンが出ないのが残念であったが、優しく降る梅雨と箱根山々の豊かな新緑の中でレイクトローリングを満喫できた。
 そういうことで、梅雨入りの箱根・芦ノ湖の写真を紹介し、今回のレポ−トとします。
         梅雨の九頭龍                 梅雨の箱根プリンスH

          梅雨の庭石                 梅雨の山のホテル
          バッセル・フェザーブレード/1.7g(新発売トローリング専用スプーン)
 ッセル・フェザーブレード・1.7g 雑誌「ギジー」渓流魚特集号(発売中)の広告掲載とともに新発売された。 厚さ=わずか0.4o、重さ=1.7gながら、従来の4gトローラーシリーズの形状により正確な泳ぎを保つレイクトローリング専用スプーン。 ハイプレッシャーなフィールドで、中層〜ボトム付近の積極的な釣りがさらに可能となった新開発スプーンである。
         梅雨の箱根神社             ニジマスと真木SL60FBL公魚剥製 
 
      小ニジマスのオンパレード              梅雨のレイクトローラー
                           活躍した小型真木ルアー達
                    「大はしあたけの夕立」 by 歌川広重
稀代の浮世絵師、歌川広重晩年期の傑作『名所江戸百景 大はしあたけの夕立』。
本作は広重が最晩年に手がけた故郷江戸の名所を百図以上版画に起こした絵師自身最大規模の揃物の中の1点。、日本橋から深川を結ぶ隅田川(大川)へかけられた新大橋(当時この近辺は安宅(あたけ)と呼称されていた)で降る夕立の情景を描いた作品。
右上がり的に木製の大橋が配され、その上を数人の町人たちが突然の夕立に急ぎ足で歩みを進めている。
この夕立を降らせる黒々とした雨雲が描かれ、下部では深度を感じさせる藍色によって隅田川が表現されている。
中景としては隅田川を進む船漕師の姿が、遠景として対岸の風景が傾いた水平線によって描き込まれている。
最も注目すべき点は幾多の線による雨の表現であり、濃淡の強弱をつけた2つの版木による線状の雨は決して風景を邪魔することなく、天から降る雨粒の速度と、雨特有の視界の遮りを同時に表現している。

The end